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■ ドラフトニュース
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スポニチ、ドラフト1位指名予想
読売 早大・斎藤、中大・沢村
阪神 早大・大石、中大・沢村
中日 PL学園・吉川
東京ヤクルト 早大・斎藤
広島東洋 佛教大・大野
横浜 佛教大・大野、東京ガス・榎田
西武 立正大・南、東京ガス・榎田
福岡ソフトバンク 早大・大石
千葉ロッテ 早大・斎藤
北海道日本ハム 早大・斎藤、中大・沢村
オリックス 早大・大石
東北楽天 早大・斎藤
東北楽天、1位は早大・斎藤佑樹投手
楽天が今秋ドラフトで、早大の斎藤佑樹投手(4年)を1位指名の最有力候補にリストアップしたことが22日、分かった。三木谷浩史球団会長(45)の意向によるもので、06年夏の甲子園決勝で再試合の死闘を演じた田中将大投手(21)とのコンビ結成となれば、注目度は抜群。すでにロッテ、ヤクルトが1位指名を表明しているが、球団トップの大号令で争奪戦に参戦する。
近年では大豊作といわれる今秋のドラフト。これまで楽天は1位指名候補については一切言及を避けているが、水面下では三木谷球団会長の強い意向を受け、斎藤獲りに着々と動いていた。
球団幹部によると、同会長が斎藤獲得のプランを周囲に披露したのは、4月に都内で行われた球団の経営諮問委員会の会合。同席したこの幹部は「野球の話を始めて、ドラフトの話も出た。斎藤はいいという話になって“佑ちゃんを獲ろう”みたいな感じで言っていた。ドラフト最終決定権は三木谷にありますからね」と明かした。
斎藤については、既にヤクルト、ロッテが1位指名の方針を固めているが、人気と実力の両面を兼ね備えた早大のエースは、楽天にとってもどうしても欲しい存在。特にチーム内には、06年夏の甲子園で、早実と駒大苫小牧のエースとしてともにフィーバーを巻き起こした田中がいる。高校から直接プロ入りした田中は着実に成長を遂げ、3年目の昨季は自己最多の15勝をマーク。別の道を歩んだ2人がチームメートとなれば話題性も抜群で、同幹部も「実力とスター性のある選手は少ないし(斎藤は)魅力がある。過去のドラフトを見てもらえば分かると思うが、ウチは競合しても人気のある選手を獲りたい」と語る。
楽天は06年の高校生ドラフトでは最大の注目選手だった田中を4球団競合、07年の大学・社会人ドラフトでも長谷部を5球団と競合しながら抽選で引き当てた。07年の高校生ドラフトでは由規(ヤクルト)、09年も菊池(西武=登録名・雄星)を1位指名。いずれも獲得を逃したが、目玉選手を果敢に指名してきた実績もある。
現段階で、編成の現場サイドには三木谷球団会長の意向は伝わっていないが、大号令で一気にドラフト戦略の方向性が決まる可能性はある。06年夏の甲子園から4年。杜の都で「ハンカチ王子」と「マー君」のコンビが実現するかもしれない。
◆斎藤 佑樹(さいとう・ゆうき)1988年(昭63)6月6日、群馬県生まれの22歳。生品リトルチャンピオンズで野球を始めた小1から投手。生品中では関東大会で8強。早実3年のセンバツも8強で、夏の甲子園決勝では駒大苫小牧を再試合の末に破り全国制覇を果たした。早大では1年春から活躍。大学入学直後の東大戦では早大史上初の1年生開幕投手を務めた。現役最多の通算27勝を誇る。1メートル75、75キロ。右投げ右打ち。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20100723000.html
阪神1位指名は早大・大石投手
阪神は今秋のドラフトで早大・大石達也投手(21)を1位指名する方針を固めたことが22日、分かった。球団は今ドラフトの最重要課題として、即戦力投手の補強を打ち出しており、大豊作といわれる“ハンカチ世代”の大学生投手の中から、最速155キロ右腕にターゲットを絞った。
同じ早大の斎藤、中大・沢村らも1位候補として検討してきたが、大石の持つスケールの大きさが決め手となった。「一番能力が高いと評価している。野手もやっており、身体能力はずば抜けている。リリーフなら今すぐに使える」と球団関係者は説明。数球団との競合も想定済み。「その場合は真弓監督にクジを引いてもらう」と一歩も引かない構えだ。
昨年11月にはU―26NPB選抜・大学日本代表戦を観戦した星野SDも、「真っすぐに力がある」と大石を絶賛。東京六大学では主に救援で活躍し、通算129回で188奪三振と驚異の奪三振率13・12を誇っている。
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20100723-OHT1T00009.htm
習志野高校、山下捕手に11球団、千葉ロッテは6人のスカウトが終結
【千葉・習志野8―0東京学館船橋】打って守って、そして走っても速かった。古豪・習志野の4番兼主将、スーパー捕手の山下が初戦からいきなり魅せた。
「風は逆風だったけど内角を攻めてきたので引っ張った」。左打席から捕手らしい洞察力で相手の攻め方を読み切った。初回1死一、二塁から右翼線へ先制二塁打。厳しい内角攻めで2打席連続死球を挟んで、6回は1死三塁から右前打。いずれもラインドライブがかかった強烈な打球。スイングスピードの速さ、格の違いを見せつけた。
2打数2安打2打点。4回は「絶対走りたかった」と50メートル5秒9の俊足で二盗も決めた。マスクをかぶれば「絶対走らせない」と遠投120メートルの強肩で相手をベースへクギ付けにする。走者のリードが大きいと見るや、矢のようなけん制球を送る。今春県大会で骨折した右手人さし指の状態は「まだ60%ぐらい」だが、盗塁の機会すら与えなかった。
高校生No・1捕手の呼び声高い逸材に、ネット裏には地元のロッテなどプロ11球団のスカウトが集結した。5人態勢で視察した西武・鈴木編成部長は「走攻守3拍子そろっているし、2巡目までには消える選手」と高評価。山下も「自分のプレーを見て(プロのスカウトが)いいと思ってくれればうれしい」と喜んだ。
あこがれのプロ野球選手は巨人・阿部。阿部は東京・安田学園出身だが、阿部の父・東司さんは習志野OBで元阪神の掛布雅之氏(評論家)らと甲子園に出場した先輩捕手だ。日ごろからアドバイスを受けており「阿部さんのように打てるキャッチャーが一番」と目を輝かせる。67年夏、75年夏と全国制覇2度の古豪復活へ。最強の攻守の要が9年ぶりの夏の甲子園に導く。
≪ロッテ6人態勢で熱視線≫今秋ドラフトで山下を上位指名候補にリストアップしているロッテは6人態勢で熱視線を送った。山下の担当を務める永野チーフスカウトは三塁側ベンチから4打席すべてをビデオで撮影し「以前よりもミート力が上がってきたね」と打撃面の成長を指摘。さらに「肩の強さ、精神面の強さがある」と変わらぬ高い評価を口にしていた。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2010/07/15/22.html
北海道日本ハム、伊保内・風張投手の指名を検討
北海道日本ハムが伊保内・風張投手の指名を検討している事がわかった。山田GMは「今年の高校生はあまり・・・」という中、2週間前にGM自らが視察に訪れ、「手あか」の付いていない伸びしろに魅力を感じている。
オリックス、PL学園・吉川選手の1位指名も
向上高校・中野ジャスティン投手に8球団がマーク
【神奈川・向上5―1三浦学苑】向上の中野ジャスティンが三浦学苑戦で完投発進した。初戦の重圧からか、初回に安打2本と四球で2死満塁とし、暴投で先制点を許す立ち上がり。復調のきっかけは自らのバットだった。3回に中前打で出塁し同点ホームを踏み、5回にも中前打。6回には左前適時打も放ち「緊張で下半身が使えず制球も悪かったけど、あれで乗っていけた」とうなずいた。
「あいつの3安打なんて見たことない」と平田監督も目を丸くした。打順は9番で「投手に専念させたいからじゃなくて、本当にあてにしてないから」と言うが、打撃でリズムをつくり投球も尻上がりに。中盤からは最速142キロを記録した直球からスライダー中心に切り替え、4安打1失点で8三振を奪った。
日米ハーフの父を持つクオーターの初戦に、ネット裏にはロッテ、阪神など8球団のスカウトが集結した。「真っすぐの制球に苦しんでいたが、それさえ決まればもっと上が目指せる」と中日の石井スカウト。3回無死一、三塁のピンチは三塁走者をけん制で刺すなど、センスの良さを随所に見せた。
「自分の投球内容よりチームの勝利だけを意識していきたい」とグレーの瞳を輝かせた中野。今春つまずいた初戦を切り抜け、創立100周年の節目に春夏通じ初の甲子園を目指す。
◆中野 ジャスティン(なかの・じゃすてぃん)1992年(平4)6月17日、神奈川県生まれの18歳。小学2年から野球を始め、神奈川・大和の南林間中では2年時に全国大会ベスト16が最高。向上では1年秋からベンチ入りし、2年秋に背番号1を手にした。家族は母と妹。1メートル81、71キロ。右投げ右打ち。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2010/07/13/20.html
阪神、北照・又野選手を指名へ、将来の4番候補
福岡工大城東・中谷捕手に10球団マーク!
◆第92回全国高校野球選手権 ▽福岡大会2回戦 福岡工大城東8―0筑紫中央=7回コールド=(9日・春日) YAWARA先輩、頑張ってます! 参院選に民主党から比例代表で出馬した柔道五輪金メダリスト・谷亮子氏(34)の母校・福岡工大城東(福岡)が、初戦を7回コールド発進。プロ注目の“九州NO1捕手”中谷将大(3年)が集まった10球団のスカウトに2ランを披露した。石川では組み合わせ抽選が行われ、全地区の組み合わせが決定。22大会が10日に開幕する。
ナカタニでございます。YAWARA先輩に負けない、見事な“一本”を決めた。6―0の7回だ。1死二塁。中谷は初球のカーブを左中間席へ。コールド勝ちを決める2ランとなったが、「手応えはよくなかった。少し詰まったので」と満足できない。それでいてサク越えするのだから、大先輩も顔負けのパワーだ。
注目度もヤワラ級だ。ネット裏には10球団20人以上のスカウトが集結。巨人・山下スカウト部長は「打撃と肩がいいね」と高い評価。ロッテ・永野スカウトも「スケールがある。体の大きさも魅力」とうなずいた。
参院選と甲子園。土俵は違っても、大先輩が闘う姿には大きな刺激を受けている。同校が04年のセンバツに出場した際には、谷が激励に訪れたこともある。学校関係者によれば、今夏も勝ち進めば、応援に来る可能性があるという。中谷ら現在の部員は面識がないが、当選を願っている。
谷が在学時代に汗を流した柔道場は、野球場の隣にある。ともに全国レベルの両部は、互いに意識しながら力をつけてきた。谷も野球部の活躍に勇気をもらうはずだ。
攻守でプロが注目する捕手としての片りんを見せた中谷。「ここから一戦一戦勝っていくだけ。気を緩めず戦っていきたい」。06年以来4年ぶりとなる夏の甲子園“当選”目指して、好スタートを切った。
◆中谷 将大(なかたに・まさひろ)1993年1月5日、福岡・小郡市生まれ。17歳。のぞみが丘小3年で野球を始めて以来、捕手。中学はボーイズリーグ・二日市レオボーイズに所属し3年夏に全国大会出場。高校では1年夏からベンチ入り、同秋から4番を打つ。遠投120メートル。二塁までの送球タイムは1.8秒とプロ級。184センチ、85キロ。右投右打。家族は両親と姉。
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/hs/news/20100709-OHT1T00358.htm
千葉ロッテ、習志野・山下捕手を2位で指名へ!
ロッテが今秋ドラフトの上位指名候補に、習志野の山下斐紹捕手(17)をリストアップしていることが9日、分かった。遠投120メートルで二塁送球タイム1・79秒の強肩が売りの山下は、高校No・1捕手の呼び声が高い地元・千葉の逸材。球団では「地元出身うんぬんではなく高校生でトップクラス。欲しい選手」と高く評価している。
山下は習志野で1年夏からベンチ入りし、2年春のセンバツでもチームをけん引した。強肩に加え、50メートル走5秒9、さらに長打力を秘める打撃と走攻守3拍子そろっている点も魅力。きょう10日に開幕する千葉大会では主将兼4番として自身2度目の甲子園出場を目指している。
ロッテは34歳の正捕手・里崎が6月7日に国内FA権を取得。今オフの去就は流動的で、残留した場合でもポスト・里崎の育成は急務となっている。早大・斎藤の1位指名を決めている球団は大学No・1捕手の青学大・小池の獲得も狙っているが、小池は他球団の外れ1位候補でもあり指名できない可能性がある。加えて球団内には山下の将来性は小池以上と評価する声もあり、早くから注目していた。
打線が充実したチームは2年連続Bクラスからの再建に成功して上位争いを展開中。さらなるチーム力の底上げにはバッテリーの補強は不可欠で、山下指名へ徹底マークを続けていく。
◆山下 斐紹(やました・あやつぐ)1992年(平4)11月16日、北海道生まれの17歳。磯辺第二中では千葉西シニアに所属し1年時に投手から野手に転向、主に外野手としてプレー。習志野に入学後、捕手転向。1年夏からベンチ入り。1年秋からレギュラーとして県大会優勝、関東大会準優勝に貢献。33年ぶりの出場を果たしたセンバツでは彦根東(滋賀)との1回戦では4番、利府(宮城)との2回戦では5番に座り計5打数2安打1打点3四球。1メートル80、83キロ。右投げ左打ち。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2010/07/10/13.html
オリックススカウト会議、興南・島袋投手、PL学園・吉川選手などをリストアップ
阪神、東海大・伊志嶺選手を指名へ
伊志嶺選手は沖縄尚学時代にも活躍し注目された選手ですが、先日行われた大学選手権でも11打席連続出塁などで打率6割を越え、大体大戦、慶應義塾戦でも特大のホームランを放つなどパワーも見せつけました。
おそらく2位以上でなければ獲得できないと思います。
阪神が今秋ドラフトで「ポスト金本」獲得を目指すことが17日、分かった。今月13日まで行われた全日本大学選手権で準優勝し、首位打者に輝いた東海大・伊志嶺翔大外野手(22)を、大学生野手としてトップ評価。1位は早大・大石達也投手(21)ら即戦力投手を指名する方針だが、野手の上位候補に挙げ、徹底マークを続けていく。「野手のナンバーワンは、東海大の伊志嶺になるだろう」と球団関係者。決勝で東洋大に敗れた全日本大学選手権では、主将として大会最多タイの7得点、犠打をはさむ11打席連続出塁を記録。打率6割で首位打者賞も受賞したリードオフマンだ。
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20100617-OHT1T00317.htm
東京ヤクルト、外れ1位候補に八戸大・塩見投手リストアップ
ヤクルトが今秋のドラフト上位候補として「みちのくのドクターゼロ」こと八戸大・塩見貴洋投手(4年)をリストアップしていることが16日、分かった。塩見は今月行われた全日本大学選手権で4強入りに貢献し、評価が急上昇。ヤクルトが1位指名を公言している早大・斎藤佑樹投手は複数球団の競合の可能性が高く、今後146キロ左腕が外れ1位候補に浮上するケースもある。
塩見は、今季の公式戦で全日本選手権を含め55回連続無失点をマークし、一躍名を売った。182センチ、76キロの均整の取れた体格から投げ込む角度ある直球が最大の武器。愛媛・帝京五高から遠く八戸大に進み、今季才能が花開いた。「チェンジアップ、フォークもすべて同じフォームで投げられるし、ひと冬越えてすごく成長した。1位で消える可能性もあるのでは」と球団関係者は高い評価を与えている。
ヤクルトは今季左腕不足に泣かされており、先発、救援いずれにも適性がある即戦力左腕は、補強ポイントとも合致する。斎藤の1位は動かないが、もしもの場合に備えて塩見のマークも強化していく。
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20100616-OHT1T00326.htm
千葉ロッテ、青学大・小池捕手を指名へ
ロッテが今秋ドラフトで青学大・小池翔大捕手(21)を指名する方針であることが16日、分かった。強肩強打で大学No・1捕手の小池は、7月30日開幕の世界大学野球選手権(神宮ほか)でも大学日本代表入りが確実な逸材。すでに球団が1位指名を公言している早大・斎藤とともに、日本代表での女房役との両獲りを狙う。
大学入学直後からレギュラーの小池は、東都大学リーグ史上初の1年生デビュー戦満塁本塁打を記録。今春もパンチ力ある打撃など攻守で1部復帰に大きく貢献した。球団関係者は「実戦向きの選手で大学生ではトップクラス。当然リストアップしているし、マークを続けていく」と高く評価している。ロッテは34歳の正捕手・里崎が7日に国内FA権を取得。球団は引き留める方針だが、去就は流動的で、残留した場合でもポスト・里崎の育成は急務となっている。チームは西村監督の下、2年連続Bクラスから立て直しに成功し首位争いを展開中。さらなるチーム力の底上げにはバッテリーの補強は不可欠だけに、即戦力の大学日本代表バッテリー獲りを目指す。
◆小池 翔大(こいけ・しょうた)1988年(昭63)6月24日、東京都生まれの21歳。小1で野球を始め、修徳中で捕手に転向。常総学院1年秋から正捕手で、2年春と主将を務めた3年夏に甲子園出場。青学大1年春に東都史上初となるデビュー戦満塁本塁打を放った。1メートル83、83キロ。右投げ右打ち。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2010/06/17/08.html
阪神、スカウト会議。 佛教大・大野投手、八戸大・塩見投手を高評価
西武、スカウト会議! 大石投手など数十人をリストアップ
中日スカウト会議、1位候補に大野投手浮上!
中日がスカウト会議を開いたようで、1位候補に佛教大・大野投手が急浮上しました。
他に評価しているのは法大・加賀美投手、早大・大石投手のようです。
大石、斎藤、南、沢村には一長一短という評価のようですね。
今年の竜のドラ1はこの男か−。佛教大の左腕・大野雄大投手が実力を見せつけた。東北福祉大を相手に12三振を奪って2安打完封発進。自己最速タイの151キロも記録した。中日が今秋ドラフトの1位指名候補に挙げるなど、プロ側の評価は急浮上。大学ラストイヤーを迎えた「斎藤世代」で先頭に立つ存在となった。
ド肝を抜くような快投だ。ネット裏に並んだ12球団のスカウトたちが顔を見合わせた。1回無死満塁のピンチを乗り切ってから、大野がマウンドで躍動する。強打の東北福祉大を相手に2安打完封。12三振を奪った。
1回に自己最速タイの151キロが出たが、それよりも驚くのが終盤まで145キロ前後を連発したこと。「今年一番のピッチングだよ。球の切れが抜群。リーグ戦が調整登板で、この選手権で本調子になった」と中日・中田スカウト部長が身を乗り出した。元部員の不祥事で、京滋リーグ開幕直前まで野球部は活動を自粛。ぶっつけ本番のリーグ戦で結果を出した。
9割を速球で押してきた左腕がガラリと投球を変えた。初披露のツーシームで縱の変化を加え、スライダーの比率も高めた。「こんなに変化球を投げる大野は初めて。地方リーグと全国舞台の切り替えを見事にやってのける」と広島・宮本スカウトが驚いた。
「きょうは自分の全部を出そうと…。そうでないと、全国では勝ち上がられへんから。相手はほんろうされたでしょ」と大野は言う。京滋リーグ最終試合にやってきた東北福祉大の偵察要員がネット裏で「たいして速くないな」と漏らしたのを、佛教大のチームメートが耳にした。このひと言が大野のファイトに火を付けた。「やったりました」と試合後、ニヤリ。国内12球団に加えてメジャーも数球団が視察した試合で力を見せつけ、「プロにアピールできた」と声を弾ませた。
今秋ドラフトは大学生投手が大豊作。しかし、早大の斎藤、大石は調子を落とし、中大・沢村は緩急が使えないという課題を抱えるなど、評価が上がらない中で、大野だけが赤丸急上昇。「連投もできるし、たくましさも一番」とソフトバンク・永山スカウト部長補佐。ドラフト戦線では、貴重な左腕でもある大野が先頭に立った。今オフに左腕チェンのメジャー行きを考慮に入れなければいけない中日は1位指名の最有力候補にリストアップ。広島も獲得に熱心。大野争奪バトルが激しさを増してくる。 (阿知波浩二)
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/sports/news/CK2010060902000102.html
大学選手権・佛教大・大野投手に20球団110人のスカウト絶賛
◆報知新聞社後援 第59回全日本大学野球選手権第1日 佛教大2─0東北福祉大(8日・東京ドーム) 佛教大(京滋大学)は、ドラフト1位候補のアマNO1左腕・大野雄大(4年)が東北福祉大(仙台六大学)相手に12三振を奪い、2安打完封勝ち。集結した日米プロ20球団110人のスカウトに猛アピールした。
最後の打者のバットに空を切らせると、大野はホームに背を向け、両拳をドームの屋根に突き上げた。「大野雄大の全部を出すつもりで投げました」。110人のスカウトを前に全国バージョンの“ニュー大野”がベールを脱いだ。
クレバーに情報戦を制した。完全試合(7回参考)を達成した京滋大学リーグの大谷大戦(4月24日)で、フォークを試投。「新聞に書いてもらうことで『フォークもあるぞ』と東北福祉大の頭に入ると思う」と、相手をけん制していた。しかし、この日はフォークを全く投げず、逆に試合では一度も投げたことがないツーシームを解禁。12個の三振のうち7個を新魔球で奪取した。「(東北福祉打線は)翻弄(ほんろう)されたと思いますよ」と高笑いだ。
リベンジのつもりだった。5月27日のリーグ最終戦、京園大戦を偵察にきた東北福祉大の007は、スピードガンを片手に「遅いな」とほくそ笑んだという。「それを聞いて、さらに『やったろう』と思った」。直球は自己最速タイの151キロをマーク。6回、先頭打者がセーフティーバントを試みた際には、打球を追って三塁線にダイブもした。捕球はできなかったが、気迫をみなぎらせた。
目標は「ドラフト1位でのプロ入り」と公言する大野。いつもワイワイと夜中まで騒ぐ男が、試合前夜はナインの誰よりも早く就寝した。「相手もV候補。勝てば(スカウトに)いい評価をしていただける」
昨年の中京大戦に続き東京ドームでの先発試合は2戦連続完封。「あしたも投げることがあれば投げ切って、全国制覇に突き進みたい」。9日の八戸大戦も、大好きな東京ドームのマウンドで行われる。
巨人・山下スカウト部長「完ぺきだよ。リーグ戦ではあまり変化球を使ってなかったので全国大会でどんな投球をするかと思っていたが、期待以上」
中日・中田スカウト部長「間違いなく1位候補。その中でもトップクラス。ストレートをめいっぱい投げなくても、変化球が切れているから打ち取れる」
阪神・池之上編成部課長「きょうは“ニュー大野”でしょう。スライダーと落ちる球で緩急をつけている」
広島・川端編成グループ長「フォームに威圧感があり、ボールに力がある。チェンジアップを覚えたら、プロでもすぐ先発ローテに入れる」
横浜・武居編成部長補佐スカウト「右打者の内角に食い込んでくる直球がすばらしい」
メッツ・大慈弥環太平洋本部長「3年時に騒がれても4年生になって落ちる選手が多いけど、きっちりと進化している」
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/ama/news/20100609-OHT1T00002.htm
北海道日本ハム、スカウト会議。 投手を指名!
阪神球団本部長、早慶戦視察
- WL-News Ver1.02 -