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■ ドラフトニュース
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沢村投手・巨人入り熱望、相思相愛
沢村の意中球団は巨人―。MAX157キロを誇るアマ球界最速右腕の中大・沢村拓一投手(22)が、巨人入りを熱望していることが7日、分かった。先発完投型の即戦力右腕に対しては、巨人も28日に行われるドラフト会議で、最上位候補として高評価。“ジャイアンツ愛”にあふれた剛腕を、未来の巨人を背負って立つ逸材の一番手として、絞り込みを進めていく。
沢村の意中球団が判明した。巨人だった。大学生の沢村は全日本大学野球連盟の規定により、特定の希望球団を表明できない。だが、関係者の話を総合すると、沢村の巨人に対する思いは強く、ドラフト会議で他の11球団から指名を受けた場合には、メジャー行きや浪人も辞さない決意を示しているという。
神宮最速の157キロを出した剛腕は、昨年11月に東京Dで行われたNPB選抜戦で巨人・坂本を見逃し三振斬り。プロ入りへの自信が芽生え、意識が高まった。大学ラストイヤーとなる今年、東都大学リーグ戦での熱投と並行しながら、自らの進路についても熟考を重ねてきた。今年2月、中大の宮崎・田野キャンプ中には休日を利用し、巨人のキャンプ地を見学。春以降も東京Dでの巨人戦をプライベートで観戦し、ハイレベルな戦いを目の当たりにしてきた。
毎試合、4万人を超える大観衆がどよめくドームの雰囲気に触れるたび、『YGマーク』へのあこがれが募った。中大OBの阿部、亀井らが活躍していることも、巨人への思いを加速させた。高橋善正監督(66)も本人の意思を尊重する意向を示しているという。
巨人にとって、ドラフトでの最大の補強ポイントは投手だ。スカウト部では来季の先発ローテーションを担える即戦力を最上位候補として、視察と調査を続けてきた。
沢村は先月22日の東都大学リーグ・亜大戦では延長10回を投げ抜き、自己最多の16奪三振。1―0で完封勝利を挙げた。全132球、最速の155キロを含め、51球のストレートが150キロを超えた。巨人のスカウト陣は異例の12人で力投をクロスチェック。高い評価は不動となった。
「沢村」の名字は、剛速球を武器に巨人で37年春シーズンにプロ野球初代MVPに輝いた、沢村栄治と重なる。巨人はこれまでもホンダ・長野久義外野手ら、巨人でのプレーを熱望する選手を獲得し、戦力アップを図ってきた。28日のドラフト会議まであと20日。巨人への強い思いを胸に、沢村が運命の日を待つ。
http://hochi.yomiuri.co.jp/giants/news/20101008-OHT1T00155.htm
福岡ソフトバンク、上位候補に八戸大・秋山選手
西日本新聞では、八戸大のスラッガー、秋山翔吾選手の名前が上がってきています。
ポスト「MK砲」はアキヤマ!! パ・リーグ王者の福岡ソフトバンクが10・28ドラフト会議の上位指名候補として、八戸大の秋山翔吾外野手(4年・横浜創学館)をリストアップしていることが4日、分かった。連覇を狙う来季以降、次代の中軸を担える野手の獲得は急務になっており、三拍子そろった「アスリート系スラッガー」の秋山に注目。1位指名の最有力候補に挙がっている早大の大石達也投手(4年・福岡大大濠)らとともに徹底マークを続けながら、指名準備を進める。
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/hawks/item/201705
福岡ソフトバンク、1位は大石、斎藤、左腕投手も候補に。また上位で野手指名へ
日刊スポーツより福岡ソフトバンクの記事です。
これをみると1位は大石投手、はずれ1位で岩見投手、榎下投手。
2位では伊志嶺選手、山下捕手、3位で宮国投手という感じでしょうか。
最上位候補は早大・大石達也(4年=福岡大大濠)が筆頭で、同・斎藤佑樹(4年=早実)からもマークを外していない。ただ、両ケースでも1巡目指名は他球団との競合。抽選で外したケースも当然検討している。ホークスが注目しているのは、他球団が成長著しい中大・沢村拓一投手(4年=佐野日大)や早大・福井優也投手(4年=済美)、法大・加賀美希昇投手(4年=桐蔭学園)の指名に乗り出すかどうかだ。
さらに左腕王国らしく社会人、大学で評価が高い2投手を上位候補にリストアップ。大阪ガス・岩見優輝投手(23)と佛教大・大野雄大投手(4年=京都外大西)。岩見は打者がタイミングを取りづらい投球フォームが特長で、大野は今秋に左肩を痛めたものの伸びしろの点で評価が高い。
地元九州では九産大・榎下陽大投手(4年=鹿児島工)、糸満・宮国椋丞投手(りょうすけ=3年)らがリストに入っている。
また別の記事では、野手の候補をリストアップしていると報道されています。
ソフトバンクが10月28日のドラフト会議で、上位候補に野手指名を検討していることが4日、分かった。1位指名は早大・大石達也投手(4年=福岡大大濠)を最有力に同・斎藤佑樹投手(4年=早実)も検討中だが、次代のチームを担う上位野手候補には、習志野・山下斐紹(あやつぐ)捕手(3年)、PL学園・吉川大幾内野手(3年)、東海大・伊志嶺翔大外野手(4年=沖縄尚学)らをリストアップ。さらに大砲獲得を狙い、PL学園・勧野甲輝内野手(3年)指名も検討。即戦力投手補強や他球団の野手指名状況を加え、今月下旬までに絞り込みが行われる。
7年ぶりのリーグ優勝を果たしたソフトバンクが、常勝球団の道を切り開くべく、今秋ドラフトの野手指名リストを準備した。今年は即戦力投手補強とともに、王球団会長が夏の甲子園視察に乗り出すなど次代のスラッガー獲得がテーマ。ホークスの指名候補選手に、ズラリ逸材の名が並んだ。
注目は高校NO・1捕手の呼び声が高い習志野・山下。高校通算35発のパンチ力ある打力だけでなく、二塁送球1・79秒の強肩が魅力。たぐいまれなセンスは群を抜いており、球団内では中学まで守っていた外野手としての評価も高く、適性をはかるプランまであるという。さらに今オフ、ホークスは他球団のFA捕手補強に消極的で、捕手強化の最有力候補だ。
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2010/news/p-bb-tp1-20101005-686906.html
広島、第2のマエケン発掘へ、高校生投手指名。
広島は今秋ドラフトの上位候補に高校生の即戦力級投手を上位にリストアップしたことが4日、明らかになった。菰野・関啓扶投手、つくば秀英・塚原頌平投手、南陽工・岩本輝投手、糸満・宮国椋丞投手、天理・西浦健太投手を大学・社会人即戦力に次ぐ上位投手にランク。投手王国再建へ大学ばかりでなく将来有望な高校生の金の卵発掘へ全力を尽くす。
◇ ◇
広島は高校生上位級指名候補に菰野・関、つくば秀英・塚原、南陽工・岩本、糸満・宮国、天理・西浦の5投手をリストアップした。大学・社会人即戦力候補に次ぐ、逸材として高評価。特に関、塚原には熱い視線を送っている。
今秋ドラフト戦略では投手補強を最重要課題に挙げる。今年も昨年同様、大学・社会人投手と並行し、高校生のトップ級投手にも、密着マークを続けてきた。以上の5投手はスカウト会議でも既にビデオでチェック済みだ。
広島は1位指名候補として中大・沢村、早大・大石、福井優、斎藤、仏教大・大野の大学生5投手に絞っているが、クジや他球団の動向次第では高校生を上位で指名する可能性もある。
編成担当者は「うちの1位候補とまではいかないが、大学生即戦力に次ぐ素材としてみている。2位か3位での指名はあるかもしれない」とドラフト戦略を明かした。
チームはすでに今季の5位が確定。野手では岩本、丸といった若手が成長を見せているが、投手では前田健に次ぐ若手投手が育っていないのが現状。来季の巻き返しを目指す野村監督は投手力の強化を最優先事項に挙げている。編成も現場の意向をくみ取り、大学・社会人を含め高校生の金の卵として期待される投手の調査に全力を尽くしている。「投手中心の指名になる」と球団幹部は力を込めた。
ここまで、チーム防御率はリーグ5位の4・83と苦戦が続く。来季以降の投手力の底上げに向け球団幹部は「強いストレートを投げるのが来年のテーマ」という。候補に挙げる高校生5投手はいずれも最速140キロ台後半の直球が魅力だ。「将来が楽しみな逸材」と編成関係者は話し、マエケンに続く未来のエースになれる投手とみている。
チーム改革へ本腰を入れるカープ。投手王国再建へ。高校生候補にも目を配り、満点ドラフトを目指す。
http://www.daily.co.jp/baseball/2010/10/05/0003508465.shtml
富士大・中村恭平投手、トヨタ自動車内定、1位2位ならプロ入りへ
日刊スポーツより。
プロ志望も3位以下ならトヨタ自動車入りをするとのこと。
186cmからの150kmを超える速球派の左腕ですが、安定感に欠き実績はまだ残せてので、プロ球団も2位までに指名するか微妙な状況ですね。ただし選手の数が今年はそれほど多くないので、可能性としてはあります。
北東北大学野球リーグ、富士大(岩手)の最速153キロ左腕・中村恭平(4年=島根・立正大淞南)が3日、プロ志望を表明した。社会人野球の名門トヨタに内定済みだが「プロに行きたい」という本人たっての希望で28日、ドラフト会議での指名を待つ。ただし、同社側の意向で同3位以下の指名であれば、同社入りし、社会人でさらに実力を付け、プロに再チャレンジすることとなる。
中村は09年全日本大学選手権で鮮烈な全国デビューを果たしスカウトの視線を集めた。同準々決勝の近大戦で149キロを計測。非公式ながら153キロもマークしている。そんな身長186センチの大型左腕に上位指名がある可能性は高い。
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2010/news/p-bb-tp1-20101004-686594.html
オリックス、東海大・伊志嶺選手を野手の最上位候補に
日刊スポーツより。オリックスが伊志嶺選手を上位候補に。
私の予想では外れ1位としていましたが、小瀬選手が亡くなり、赤田選手を獲得したものの浜中選手、相川選手などを戦力外にし、外野手指名は必須の状態になってきました。
大石選手の他球団の動向を含めて伊志嶺選手1位でもおかしくないですね。
オリックスが今秋ドラフトの野手最上位候補に、東海大・伊志嶺翔大外野手(4年=沖縄尚学)を挙げていることが3日、分かった。外野手の層の薄さをカバーする狙い。伊志嶺は準優勝した今夏の全日本大学選手権で犠打を挟んで11打席連続出塁を記録し、通算打率6割で首位打者に輝き、大会最多タイの7得点もマークした。球団関係者は「高いレベルで3拍子そろっている。当然上位候補」と断言した。早大・大石達也(4年=福岡大大濠)、中大・沢村拓一(4年=佐野日大)ら逸材投手陣と同ランクに位置付け、他球団の動向を見ながら指名準備を進める。
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2010/news/p-bb-tp1-20101004-686546.html
西武、編成会議。斎藤祐樹投手など60人をリストアップ
広島スカウト会議、S級A級の15投手をチェック
広島は20日、広島市南区のマツダスタジアムでスカウト会議を開き、上位指名候補の斎藤佑樹、大石達也、福井優也(いずれも早大)沢村拓一(中大)たち大学・社会人15投手の最新映像をチェックした。
大学生は開幕した秋季リーグ、社会人は今月上旬の都市対抗野球のビデオで投球フォームなどを確認した。今季の投手陣崩壊を受け、上位は将来性よりも「来季の即戦力」に焦点を絞り、けがや体調なども追跡調査する。苑田スカウト部長は「好投手は多いが、上位は競合になる。(10月28日の)ドラフト会議直前まで誰を指名するかは決まらない」と話した。
スカウト会議前にあった入団テストには17〜28歳の82人が参加したが、合格者はいなかった。
http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/Cw201009210064.html
西武、東海大・伊志嶺選手の復帰戦に4人が視察
阪神スカウト会議、投手中心に100人を絞り込む
今年のドラフト会議も観客招待、さらにデジタル化でスピーディーに!
NPB(日本野球機構)は17日、「2010年プロ野球ドラフト会議」(10月28日開催)の要項を発表した。
今年のドラフト会議は日本シリーズ開幕の前々日、10月28日に開催。昨年同様に2年連続でファンに開放することや、スピードアップのため一部でデジタルシステムを導入する。12球団すべてにパソコンが配布され、指名は従来の記入用紙ではなく、パソコンで指名選手を記入することとなった。
また、特別ゲストとして阪神オーナー付シニアディレクターの星野仙一氏(63)、元広島監督の山本浩二氏(63)、田淵幸一氏(63)が登場。司会を務めたTBSの林正浩アナウンサーから今年のドラフトはどうかと聞かれ、星野氏は「(大学に)いい選手がいっぱいいる」と期待の様子。それに対し山本氏は「高校生にもたくさんいる。楽しみ」と応じた。
今年の目玉的存在の早稲田大・斎藤佑樹(4年)については「必ずゲームを作る。打撃のいいチームに入れば活躍する」と星野氏。山本氏は「頭がいい。完成に近いピッチャー」と絶賛。田淵氏は「プロ野球のためにぜひ入ってほしい」と期待を込めた。
http://www.sanspo.com/baseball/news/100917/bsr1009171854004-n1.htm
東京ヤクルト、履正社・山田選手をリストアップ
成田・中川投手、プロ志望へ
中川投手、当初は進学希望でしたが、プロ志望となったようです。これは大きいですね!
今夏の甲子園でチームを58年ぶりの4強に導いた成田の143キロ右腕、中川諒投手(18)が、千葉県高野連にプロ志望届を提出したことが13日、分かった。14日にも日本高野連から公表される。投球時の足の上げ方が同校OBの唐川(ロッテ)に似ていることから「唐川2世」と呼ばれ、甲子園初戦では強打の智弁和歌山から14奪三振をマーク。伸びのある直球と抜群の制球力は評価が高く、進路に注目が集まっていた。
中川は夏の大会前には大学進学を希望していた。しかし、甲子園の大舞台に立ったことで心境にも変化が生まれた。日米親善高校野球の全日本選抜から8日に帰国した際には「(プロ志望届の提出を)悩んでいます」と複雑な心中を吐露していたが、11、12日に開いた家族会議で両親からの後押しを受け、決断した。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2010/09/14/20.html
早大・福井投手、ラストシーズンに初完投!プロも1位の評価
報知新聞記事より
広島苑田スカウト部長は1位12人の中に入ると言い、ヤクルト島原チーフスカウトも斎藤投手の抽選を外した場合、次にくる選手、とコメントしました。
今はまだ外れ1位くらいの評価ですが、好調が続けば単独指名を狙うチームも出てくると思います。
斎藤と同じように甲子園でも抜群の実績を残した選手。負けん気が強いところも良い!
早大はドラフト1位候補の152キロ右腕・福井優也(4年)が法大打線を相手に毎回11奪三振の力投。6安打1失点に抑え、リーグ戦初完投で通算10勝目をマークした。対戦成績1勝1敗で、勝ち点の行方は早大・斎藤佑樹投手(4年)が先発する第3戦へと持ち越された。
狙った。9回2死一塁。福井は最後の力を振り絞った。152球目。149キロの直球で空振り三振を奪った。「疲れました。完投は考えてなかった。常に全力でした」。毎回の11奪三振。通算10勝目を、リーグ戦初完投で呼び込んだ。
直球は自己最速タイの152キロ。スライダーやフォークも低めに決まった。法大の金光興二監督(54)が「去年までは制球が荒く、攻略の糸口があったが…」と驚く成長を見せた。
6月は大学日本代表選考合宿に参加したが、落選。くさらず、猛暑の中、1週間で1000球を投げ込むなどスタミナ増強に務めてきた。たくましくなった姿を広島・苑田スカウト部長も「ドラフト1位の12人に入ってくる」と高評価した。
8月下旬には愛媛・松山坊っちゃんスタジアムでの東京六大学オールスター戦に出場。高校時代を過ごした“故郷”に凱旋した。球場併設の野球歴史資料館には、済美のエースとして04年センバツを制し、両手を突き上げる自らの巨大パネルが飾られていた。「懐かしいですね…」。じっと見つめ、初心に帰った。
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/ama/news/20100913-OHT1T00009.htm
斎藤祐樹投手に11球団、千葉ロッテ、巨人、阪神、西武、日本ハム、楽天は部門長がそろう
早大・斎藤佑樹投手(4年=早実)が、初の大台となる最速150キロをマークしたが敗れた。秋季リーグ戦の開幕戦に先発し、5回2奪三振4失点。11球団スカウトの前で、リーグ戦通算13敗目(27勝)を喫した。
2回無死、斎藤が5番土井に投じた4球目だった。外角高めの直球で見逃し三振に切ると、神宮バックスクリーンに150キロの数字が光った。思わず口元が緩む。早実3年夏の西東京大会決勝でマークした149キロを、1504日ぶりに更新。超えられなかった壁を、ようやく超えた。
入学時から150キロを目標と公言した。「1キロの壁が大きいんです。1球でも出せば150キロ右腕と言われる」と追い求めた。それでも5回4失点で敗れ、7度目の開幕投手で初黒星を喫した。1回から140キロ台後半の直球で飛ばしたが、2回に先制ソロを浴びると、4回は四球から3安打で3失点。通算300三振には4個届かず、勝ち星も27勝で足踏みした。
試合後は体調不良の応武篤良監督(52)を含めて、早大側の意向で選手は会見に現れなかった。鈴木勝夫理事(71)は「監督は夏の疲労がきたのか、ぼうこう炎になって歩けません。選手は監督の判断。申し訳ありません」と説明した。
ドラフト会議は、46日後に迫る。斎藤の1位指名を公言するロッテは瀬戸山球団社長が初視察。巨人、阪神、西武、日本ハム、楽天などもスカウト部門の責任者がそろった。瀬戸山社長は「あらためて超一流の素材と感じた。ローテーションの柱として期待してます」とラブコールを送った。
http://www.nikkansports.com/baseball/amateur/news/p-bb-tp3-20100912-677435.html
阪神、スカウト8人で早大視察。大石投手の指名濃厚
阪神が今秋のドラフトで早大・大石達也投手(4年・福岡大大濠)を1位指名することが濃厚であることが11日、分かった。この日、神宮で開幕した東京六大学リーグの法大‐早大戦を、スカウト8人態勢で視察。2回を無安打無失点と好投した剛腕に熱視線を送った。
阪神の編成部隊が、神宮球場に大集結した。黒田編成部長をはじめスカウト8人がネット裏に陣取り、早大‐法大戦を視察。早大に大石、斎藤、法大には加賀美と今秋のドラフト1位候補がいるとあって、金の卵を徹底チェックした。そんな中、虎スカウト陣は、大石にひときわ熱い視線を注いだ。
最速155キロを誇る本格派右腕は八回から登板し、2回を無安打無得点。一人の走者も許さなかった。この日のストレートの最速は146キロどまりだったが、ボール自体に切れがあった。自慢の速球で2三振を奪うなど、大学最後のシーズンの初戦で大器の片りんをのぞかせた。
福岡大大濠時代から、素質の高さに注目している黒田編成部長が「いいストレートを投げている」と目を細めれば、菊地東日本統括スカウトは「球速以上にボールがきている。スピンがかかっているから伸びがある」と評した。
大石は早大では主にストッパーとして活躍。1年秋から3年春まで足かけ4シーズン、38回2/3連続無失点を記録した。初めて規定投球回数に到達した昨秋には、初のベストナインに輝いた。4年の今年は7月の日本で行われた世界大学野球選手権に出場し、4試合で4回を10奪三振。日米のスカウト陣をうならせた。
阪神は、今秋のドラフトで即戦力投手を1位指名する方針をすでに固めている。とりわけリリーフ陣は手薄なだけに、大学球界を代表するストッパーの大石はノドから手が出るほど欲しい逸材だ。今後のリーグ戦も徹底マークし、次回以降のスカウト会議で“大石1位”を正式に決定する。
http://www.daily.co.jp/baseball/2010/09/12/0003425971.shtml
オリックス、早大・大石投手を1位指名
オリックス大石は岡田監督の考え方からある程度想定できますが、1位指名を決めたようです。
オリックスが今秋ドラフトで早大・大石達也投手(21)を1位指名する方針を固めた。今ドラフトは早大の斎藤佑樹(22)、中大・沢村拓一(22)ら大学生の即戦力投手が上位候補に名を連ねる中、球団は岡田監督の後輩にあたる最速155キロ右腕にターゲットを絞った。
大石は甲子園出場経験こそないが、福岡大大濠時代からドラフト候補に挙がっていた逸材。早大では1年からベンチ入りして主に抑えとして活躍している。オリックスは先発可能な即戦力投手が来季の補強ポイントだが「先発としてもそうだし、抑えもできる逸材」と球団関係者は高く評価。競合覚悟で剛腕獲りを目指す。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2010/09/07/14.html
中大・沢村。ケガをおして炎の投球、157kmマーク
左脇腹を痛めていた中大のドラフト1位候補右腕・沢村拓一(ひろかず・4年)が、完全復活を果たした。青学大戦で1点を追う5回2死から緊急リリーフ。97球の力投で、6回1/3を5安打1失点に抑えた。自己最速タイの157キロもマーク。スタンドに陣取ったプロのスカウト陣に復調をアピールした。試合は4時間28分の死闘の末、延長15回規定により引き分け。延長15回引き分けは04年春季リーグ戦の駒大・亜大戦以来6年ぶりとなる。
ネット裏のスカウトが一斉にビデオカメラのスイッチを入れた。沢村は覚悟を決めて一塁側のブルペンを飛び出した。1点ビハインドの5回2死二塁のピンチ。自ら「いけます」と訴えた。7月末に左脇腹を肉離れ。不安はあったが、後悔だけはしたくなかった。
沢村「状態は思うような感じじゃないが、自分がいくというのは勝ちにいくということ」
高橋善正監督「1点負けていたけど、気が入っているのを見て、アイツを出した方が追いつくと思った」
強い気持ちで右腕を振った。初球、154キロに場内がざわめく。追い込んでからの4球目は、自己最速タイの157キロで空振り三振に斬った。6回以降も150キロ台を連発。フォークも147キロを記録した。その気迫に打線が呼応する。7回に同点とし、再び勝ち越された8回も、その裏すぐに追いついた。試合は延長戦に突入。中大ベンチの空気を沢村の右腕が変えた。
高橋監督「100球いったら壊れると思った。延長に入ったら『打たれて負ければ』と思ってた。(沢村が)壊れるよりは(負けた方が)いい」
試合前夜、指揮官は沢村にたずねた。「けがをしてドラ1じゃなくなったり、プロに行けなくなってもいいのか?」「分かりました…」。先発は無理との判断だった。この日の球数は、30球までが目安。9回を過ぎたあたりから、高橋監督はマネジャーに何度も沢村の球数を聞いた。11回、27人目の打者を153キロ直球で二ゴロに抑え、バトンを託した。球数は97に達していた。
「今は痛くない。このチームのために、身を削ってでも投げていいと思っている」。沢村は充実の表情で球場を後にした。
阪神・菊地東日本統括スカウト「万全でないのにこれだけ投げられるのだから、ベストの状態になれば―とさらに楽しみになってくる。140キロ台の直球でも、質のいい球が何球もあった」
日本ハム・今成スカウト「けがの影響で投げ込み不足だけに、力んだところはあったが、体幹の強さはさすがだ。腕の振りも素晴らしい」
広島・苑田スカウト部長「先発じゃないのは、高橋監督が沢村君の将来を考えてのことだろう。きわどい制球力はまだまだだが、一生懸命に練習する選手。次の登板は2週間後だから、じっくり調整すれば、高橋監督のように完全試合もできるのではないか」
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/ama/news/20100905-OHT1T00282.htm
阪神、広島経済大・柳田選手を指名へ
阪神が今秋のドラフト会議に向け、広島経済大・柳田悠岐外野手(21)をリストアップしていることが5日、分かった。黒田正宏編成部長(62)らが広島六大学リーグ(アクアスタジアム)を視察。大学通算16号を放った長距離砲の密着マークを継続する方針を固めた。
強肩強打の金の卵は広島にいた。朝一番に駆けつけた黒田編成部長、佐野西日本統括スカウト、畑山スカウトの目の前で、柳田が期待通りの豪快弾を炸裂。長身で俊足。文句なしの一級品だ。
三回、高めのスライダーを右翼席後方の防球ネットに突き刺す圧巻の同点弾。中堅の守備でも三回二死二、三塁の場面で、本塁へダイレクト送球。二走を憤死させた。黒田部長は「リストに入っている」と明言した上で「肩、足、パワーが素晴らしいものをもっている。潜在能力がすごい」と絶賛。また、担当の畑山スカウトは「肩は今すぐにプロに入ってもトップクラス」と目を細めた。50メートルは5秒9の好タイムで、遠投は120メートル。外野手強化はかねてから補強ポイントとなっており、もってこいの逸材だ。
阪神を含めて巨人、オリックスなど7球団12人のスカウト陣がネット裏に終結。阪神は沢村(中大)、大石(早大)らが1位候補だが、大学通算16発&ベストナイン5度の外野手の活躍も、継続的にチェックしていく。
http://www.sanspo.com/baseball/news/100906/bsb1009060502003-n1.htm
島袋投手、やっぱり進学! 中大へ
甲子園で春夏連覇を果たした興南(沖縄)の左腕島袋洋奨(ようすけ)投手(3年)の中大進学が決まったことが5日、分かった。
もともと進学希望だった島袋は、夏の甲子園優勝時点で東京の私大数校を進学先に絞っていた。家族ともに進路について話し合いを行い、最終的に島袋が最初に志望していた中大への進学を決めた。将来的にはプロ入りの夢を持っているが、まずは大学で実力をつける考えだ。中大は今年のドラフトの目玉となる右腕沢村拓一投手(4年=佐野日大)ら好投手を育成してきた。沢村らが抜ける来年は、島袋に次代のエースとして期待がかかる。
中大と同じ東都大学リーグの亜大では、同じ沖縄出身でセンバツ優勝投手の東浜巨投手(2年=沖縄尚学)がエースとして活躍している。東浜対島袋の甲子園優勝投手同士の投げ合いが実現すれば大きな話題を呼びそうだ。
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20100906-674996.html
- WL-News Ver1.02 -