河本五郎
1916年生まれ。
31歳、染付陶芸家、河本礫亭家の養子となる。
日本デザイナー・クラフトマン協会に参加。
染付、青磁、釉裏紅等、磁器のあらゆる分野を習得、磁器から陶器に転じる。
クラフト運動に矛盾を感じ、「第9回日展」以降、出品を始め、以後国内・海外での受賞
40歳頃より、素材に磁器、色絵を多様。朝日陶芸展・日展の審査員、のちに評議員となる。
日展評議員 審査員4回
1953年 朝日現代陶芸展高賞受賞
1958年 ブラッセル万国博グランプリ受賞
1960年 第9回現代日本陶芸展最高賞受賞
1971年 瀬戸市功労賞
1971年 日本現代工芸美術10周年展出品作をメトロポリタン美術館買い上げ
1982年 愛知県表彰(文化功労者)
1983年 東海テレビ文化省
1986年 3月死去。同日勲四等瑞寳章を授与される。