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協働をするときの「共通言語」?  2006.7.30

協働の勉強会に参加した。

きょうとNPOセンターの深尾さんが講師であったから、当然、
さらっとしていて、でも聞く人が聞いたら深い課題や提案のある講義となった。

とくに、公共の「共」の部分、キャリアパス、第2の市役所などの話には、
通常地域で話し合っていることを行政に伝えるための明確な言葉が含まれていた。

地域で活動する団体が(行政と)協働しようとするときに、なぜか話が通じないことがよくある。

地域の顔見知りの中で通じる言葉で話し合っているときには何の支障もないが、
行政や大学や企業の理解を得ようとおもうなら、
考えていることを明確な言葉に置き換える苦手な作業がいる。

先日もある行政さんに、
顔なじみの方たちが地域の中の過ごせる場をとおもって、
地域の中の居場所の提案をした。
指導者とノウハウはあるのかと聞いてきた。
こちらが話しているのは、教育ではなく、「地域の中の居場所」。
かかわる大学生さんと計画してる内容をいろいろ説明しているうちに言葉が見つかった。
そう「ただの居場所」という言葉で話が通じた。

向こうはこっちの言葉を理解しようとはあまりしないから、
こっちがお役所言葉を覚えなきゃ話にならないことになる。
でも、そんな余裕はあまりない。

だから、やたら行政みたいないつも産官学などと連携のある大手のNPOさんと
地域の地道なNPOとの意識の落差が広がってくる。

環境、文化などは共感を得やすく、
地域のちいさなNPOは、福祉でくくられて、常に吹けば飛ぶようなところにいる。
でも個人的には、この不確定な位置が好きなんデス。

ちょっと話がずれてきたが、
民で勝手にやるほうが気楽でいいのに、
なんのために「共通言語」?にまで苦労して、いま協働をするかというと、

何年後、十数年後のそう遠くない未来に、
いきいきと生きる人の居る地域を見据えているから、
そのときまでに、今できることはどんなに小さなことであっても しておきたいとおもうから。